トライベックでは、「Webユーザビリティランキング2011<自治体サイト編>」を実施し、全47サイトのユーザビリティを評価しました。
- ※ A軸:アクセス性、B軸:サイト全体の明快性、C軸:ナビゲーションの使いやすさ、D軸:コンテンツの適切性、E軸:ヘルプ・安全性
- ※ 総合スコアは、5軸に傾斜配分をかけて割り出したものであり、5軸の単純平均ではありません。(満点=100点)
- ※ Webサイトへのリンクは調査当時のものです。現在は内容が異なっている場合もあります。
順位 | サイト名 | 総合スコア |
---|---|---|
1 | 千葉県
| 85.82 |
2 | 栃木県
| 84.33 |
3 | 山梨県
| 82.77 |
4 | 神奈川県
| 82.70 |
5 | 石川県
| 82.33 |
6 | 富山県
| 80.59 |
7 | 群馬県
| 80.09 |
8 | 福岡県
| 80.07 |
9 | 宮崎県
| 78.20 |
10 | 福井県
| 76.56 |
全都道府県47サイトのメインサイトを中心に同一ドメイン内のサイトについて診断を実施しました。メインサイトからリンクが貼られているサブサイトについては、ユーザー視点で同一サイトと思われる場合において診断範囲に含んでいます。
高速インターネット回線の普及や、スマートフォンの普及を初めとするデバイス環境の変化により、地方自治体のウェブサイトで情報を取得したり各種申請をする機会は着実に増えています。自治体サイトはこうした背景の中で、より精度の高い公共情報や自治体の施策、PR情報など確実に利用者に届けることのできる利便性の高いWebサイトが求められるようになってきています。
東日本大震災でも明らかなように、自治体のサイトは、緊急情報や災害時に利用者がもっとも活用するメディアです。また自治体と住民をつなぐ架け橋としてのコミュニケーション機能でも大変重要な役割を担っています。例えば、仕事や病気などで自治体の窓口に行けない住民でも、サイトを使えば、簡単に自治体の情報を得たり各種の申請をすることができます。
しかしながら、実際に利用者が自治体サイトにアクセスすると「必要な情報が取得できない」「自治体の説明が難解で理解できない」「県の施策やPR情報が不十分」「意見やパブリックコメントが投稿しづらい」といった不満が挙げられ、このような諸所の問題が利用者の利便性を著しく下げることになります。そしてこのWebサイトにおける利用者の利便性如何にもっとも影響を与えるのがユーザビリティ(=Webサイトの使いやすさ)なのです。