トライベック株式会社は、スマートフォンで主要サービスを展開している企業のうち、10業界50サイトを抽出し、対象となるサイトに対してスマートフォンユーザビリティ診断を実施しました。
- ※ A軸:アクセス性、B軸:サイト全体の明快性、C軸:ナビゲーションの使いやすさ、D軸:コンテンツの適切性、E軸:ヘルプ・安全性
- ※ 総合スコアは、5軸に傾斜配分をかけて割り出したものであり、5軸の単純平均ではありません。(満点=100点)
- ※ Webサイトへのリンクは調査当時のものです。現在は内容が異なっている場合もあります。
- ※ 評価方法の内容については こちら をご覧ください。
順位 | サイト名 | 総合スコア |
---|---|---|
1 | NTTドコモ
| 83.31 |
2 | au
| 82.46 |
3 | キリン
| 82.41 |
4 | SUUMO
| 79.97 |
5 | 松井証券
| 78.05 |
6 | モスバーガー
| 74.99 |
7 | マクドナルド
| 72.63 |
8 | アクサダイレクト生命
| 72.08 |
9 | LIFULL HOME’S
| 71.62 |
10 | 東京ディズニーリゾート
| 71.48 |
ランキング1位は「NTTドコモ」となりました。「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」において90点を超える高得点となりました。膨大なコンテンツを抱えているにもかかわらず、目的地へのダイレクトな到達をかなえる単純明快なナビゲーションが設計されていることや、マイページや店舗検索といったスマートフォンでの利用が特に多いと考えられるコンテンツに関して、アプリや地図検索機能が適切に配信されていることで、高い評価を獲得しました。
通信業界は業種別ランキングとしても1位であり、共通してスマートフォンユーザーのジャーニーや利用体験をとことん追求し、無駄を省いた直感的な操作性と利用体験価値の最大化を実現していることで、業界全体を通してユーザビリティの高い結果となりました。
ランキング全体を通して、PC、スマートフォン、アプリなど複数のタッチポイントがある中でいかにユーザーの利用ニーズを踏まえてコミュニケーションを設計しているか、スマートフォンサイトの役割や位置づけを明確にしたうえでユーザー体験(UX)を向上させているかが、スマートフォンサイトの使い勝手を決めるポイントといえるでしょう。