2020年12月10日
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企業情報サイト調査2020 ユーザー評価1位は2年連続サントリー、2位のトヨタ自動車が躍進
トライベック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋)の調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、有力企業240社の企業情報サイトについてユーザー調査を行い、その結果を発表しました。
■サントリーが2年連続トップに、2位のトヨタ自動車が大幅ランクアップ
企業情報サイトの6コンテンツ(「会社案内」、「ニュースリリース・プレスリリース」、「技術情報/品質・安全・安心への取組み」、「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」、「IR情報」、「理念・ビジョン」)に対するユーザー評価より算出したCCサイト指数は、サントリーが2年連続トップ。次いで2位トヨタ自動車、3位資生堂となりました。
サントリーの評価をコンテンツ別に見ると「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」で1位、「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」で2位、「理念・ビジョン」で3位といずれも高い支持を得ています。(サントリーは非上場のため「IR情報」は評価対象外)
サントリーの企業サイトでは、メインビジュアルをはじめサイト全体を通して同社の企業理念「水と生きる」の思いを美しい画像を用いて効果的に訴求しています。さらにサイト内のコンテンツはいずれも分かりやすくかつ充実しており、ユーザーが企業の思いに触れながら企業への理解を深められるような構成となっています。閲覧後「企業への理解が深まった」と回答した人の割合も最も高くユーザー視点での訴求力の高さがうかがえる結果となりました。
また2位のトヨタ自動車は、「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「理念・ビジョン」の3つのコンテンツでスコアを大きく伸ばしており、特に「モビリティカンパニー」や「サステナビリティ・SDGs」などについては理念やビジョンを強く打ち出しており、ユーザーからの「企業の姿勢が伝わる」「方針が明確である」などの評価につながったものと思われます。
さらに新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける1年となった2020年は、ランキング上位に食品・水産や化学・繊維に属する企業が多く並びました。
強い社会不安の中、食品・水産分野の食にまつわる「おうちじかん」の提案や社会貢献、化学・繊維分野の事業を通じた感染症対策の取組みなどが高く評価されたものと考えられます。
順位 【()内は前回順位】 |
企業名 | 業種名 | 評価スコア (ポイント) |
|
---|---|---|---|---|
1 | (1) | サントリー | 食品・水産 | 105.2 |
2 | (19) | トヨタ自動車 | 機械・輸送用機器 | 97.8 |
3 | (7) | 資生堂 | 化学・繊維 | 96.3 |
4 | (10) | カゴメ | 食品・水産 | 95.8 |
5 | (18) | キユーピー | 食品・水産 | 95.0 |
6 | (13) | カルビー | 食品・水産 | 93.8 |
7 | (9) | 花王 | 化学・繊維 | 92.2 |
8 | (62) | 旭化成 | 化学・繊維 | 91.7 |
9 | (8) | ブリヂストン | 窯業・金属製品・ゴム製品 | 91.3 |
10 | (4) | ヤマハ | その他製品 | 90.8 |
11 | (2) | TOTO | 窯業・金属製品・ゴム製品 | 90.2 |
12 | (6) | 明治ホールディングス | 食品・水産 | 89.8 |
13 | (35) | ハウス食品グループ本社 | 食品・水産 | 89.3 |
14 | (3) | ANAホールディングス | 運輸 | 89.0 |
15 | (44) | キリン | 食品・水産 | 88.8 |
16 | (27) | 伊藤園 | 食品・水産 | 88.5 |
17 | (46) | 第一三共 | 化学・繊維 | 87.8 |
18 | (12) | 日清製粉グループ本社 | 食品・水産 | 87.7 |
19 | (50) | ライオン | 化学・繊維 | 87.3 |
20 | (11) | 日清食品ホールディングス | 食品・水産 | 86.8 |
20 | (5) | 富士フイルム | 化学・繊維 | 86.8 |
20 | (41) | 三菱電機 | 電機・精密 | 86.8 |
<評価方法>
業種別に抽出した企業情報サイトのユーザーに、対象サイトのコンテンツを閲覧のうえ、その評価を行ってもらった。対象の企業情報は、「会社案内」、「ニュースリリース・プレスリリース」、「技術情報/品質・安全・安心への取組み」、「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」、「IR情報」、「理念・ビジョン」の6コンテンツである。
総合ランキングであるCCサイト指数は、上記6コンテンツ各々の総合評価(5段階評価)の平均により算出した。(非上場企業は「IR情報」を除く5コンテンツ平均により算出)
<調査概要>
調査時期は2020年10~11月、インターネットを通じたアンケート調査により実施した。
有効回答数は13,200人。
<調査結果はこちら>
<トライベック・ブランド戦略研究所について>
トライベック株式会社内に設置された調査・分析機関で、ブランドやオウンドメディアの品質・価値向上を実現させるためのリサーチおよびランキング事業を行っている。
ブランドや企業のデジタルメディアに関する個別調査を行うほか、国内の主要企業を対象とした大規模調査を定期的に実施し、発表している。
主な定期調査には、企業のデジタルメディアの価値を総合的に評価する「Web Equity」、企業情報をユーザーが評価する「企業情報サイト調査」、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」、専門家によるウェブサイトの使いやすさを評価する「Webユーザビリティ診断」などがある。
URL:https://brand.tribeck.jp/
【会社概要】
会社名 :トライベック株式会社
所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階
代表者 :代表取締役社長 後藤 洋
設立 :2001年9月4日
資本金 :1億500万円
事業内容:デジタルマーケティング事業、マーケティングプラットフォーム事業、マーケティングリサーチ事業
URL :https://www.tribeck.jp/
【本調査に関するお客様からのお問い合わせ先】
トライベック株式会社 トライベック・ブランド戦略研究所所長 長谷山
TEL:03-5413-0177 / FAX:03-5413-0178 / E-MAIL:mail@tribeck.jp
【本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先】
トライベック株式会社 広報ブランド室 担当:今西
TEL:03-5414-2020 / FAX:03-5414-2021 / E-MAIL:brand@tribeck.jp